成型合板の使い方など、北欧家具らしいデザインだなーと思っていたのですが、なんとデザイナーは日本人だそうです。
その日本人デザイナー中村f(のぼる)氏は、昭和30年代に旭川の家具メーカーに勤めたあと、昭和44年にストックホルムへ。3年ほど美術工芸大学などで家具・インテリアを勉強した後、IKEAに入社。
6年間のIKEA在籍中、110点のデザイン案を出して、29点が製品化され、その一つがポエング(POANG)であり、また別の一つがクリッパン(ソファ)とのこと。
ポエングの大きな特徴のひとつである、カバーを外して洗濯できるというのは、日本の社長椅子の白カバーから思いついたそうです。
製品化から30年経ったいまも、ポエングは淘汰されることなく、売れつづけているわけで、同じ日本人としてちょっと誇らしい気もしますねー♪
クリッパンもいいソファだと思いますしね。。。
ちなみに、中村氏は現在札幌にオフィスを構え、さまざまなメーカーと共同して、おもに椅子のデザインを手掛けているそうです。